牛刀をもって鶏を割く(読み)ぎゅうとうをもってにわとりをさく

精選版 日本国語大辞典 「牛刀をもって鶏を割く」の意味・読み・例文・類語

ぎゅうとう【牛刀】 を もって鶏(にわとり)を割(さ)

  1. ( 「論語‐陽貨」の「子之武城、聞弦歌之声、夫子莞爾而笑曰、割雞焉用牛刀」による。小さな鶏を割くのに、牛を切る大きな包丁を使う意から ) 小さなことを処理するのに大げさな手段を用いることのたとえ。
    1. [初出の実例]「これは少し牛刀鶏を割く嫌がある」(出典:独身(1910)〈森鴎外〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む