牛刀(読み)ギュウトウ

デジタル大辞泉 「牛刀」の意味・読み・例文・類語

ぎゅう‐とう〔ギウタウ〕【牛刀】

牛を切りさくのに用いる大きな包丁
[類語]けんつるぎ刀剣太刀大刀たち大刀だいとう名刀宝刀軍刀日本刀青竜刀サーベル銃剣手裏剣真剣小刀しょうとう短刀懐刀ふところがたな懐剣脇差し小柄匕首あいくちどす人斬り包丁快刀業物木刀木剣木太刀竹光長刀なぎなた

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精選版 日本国語大辞典 「牛刀」の意味・読み・例文・類語

ぎゅう‐とうギウタウ【牛刀】

  1. 〘 名詞 〙 牛を切り裂く大きな刀。
    1. [初出の実例]「焉んぞ牛刀を須(もち)ゐんと云ひ貌に、身動きもせず」(出典黒潮(1902‐05)〈徳富蘆花〉一)

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普及版 字通 「牛刀」の読み・字形・画数・意味

【牛刀】ぎゆうとう(ぎうたう)

牛切り包丁。牛刀は大用刀は小用。〔論語、陽貨〕子、武長官子游)に之(ゆ)き、紘歌の聲を聞く。夫子爾(くわんじ)として笑うて曰く、くに、焉(いづく)んぞ牛刀を用ひんと。

字通「牛」の項目を見る

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食器・調理器具がわかる辞典 「牛刀」の解説

ぎゅうとう【牛刀】

➀主として家庭用の、肉・魚・野菜などに幅広く用いる洋包丁三徳包丁よりも細身で切っ先がとがる。
➁牛を解体するのに用いる大きな包丁。

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