最新 地学事典 「牛斬山花崗閃緑岩」の解説
うしきりやまかこうせんりょくがん
牛斬山花崗閃緑岩
Ushikiri-yama granodirite
福岡県田川郡香春(かわら)町に産する白亜紀に活動した普通角閃石─黒雲母花崗閃緑岩。南北に伸びるストック状の岩体で,香春花崗閃緑岩の1岩体とされていたが,年代値や岩相の特徴から牛斬山(580m)周辺に産する岩石を牛斬山花崗閃緑岩として区分される。岩相は牛斬山山頂を境に北部岩体・南部岩体・細粒相に区分され,長柱状の普通角閃石(ホルンブレンド)を特徴的に含む。周辺のスカルン鉱床の熱源としても知られる。参考文献:江島圭祐ほか(2019) 地質雑,Vol.125: 237
執筆者:江島 圭祐
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

