牛来村(読み)ごらいむら

日本歴史地名大系 「牛来村」の解説

牛来村
ごらいむら

[現在地名]原町市牛来・橋本町はしもとちよう二見町ふたみちよう

下太田しもおおた村の北に位置し、「奥相志」に「北は則ち原野なり。北より以西に野馬防堤ありて柵門を設く。牛来の木戸と名づく」とある。正保郷帳では田方四八石余・畑方七石余。明暦二年(一六五六)の高一四三石余(相馬藩政史)元禄郷帳によると高一〇二石余。なお元禄検地高は二六二石余、ほかに新田四〇石余がある(奥相志)。天保郷帳では高一七〇石余。天明三年(一七八三)の家数二二、嘉永元年(一八四八)の家数一四(検地石高収納戸口等調)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android