牛込御笥町(読み)うしごめおたんすまち

日本歴史地名大系 「牛込御笥町」の解説

牛込御笥町
うしごめおたんすまち

[現在地名]新宿区箪笥町たんすまち

神楽かぐら坂の通りを南西に折れて、牛込肴うしごめさかな町と市谷柳いちがややなぎ町方面を結ぶ通り(現大久保通)に沿う拝領町屋。町名の由来は拝領人が具足奉行組・弓矢鑓奉行組の同心であったためという。通りの北側西角から中ほどまでの五八間余は具足奉行組同心の拝領町屋、同じく北側中ほどから東角まで一〇六間余と南側三七間が弓矢鑓奉行組同心の拝領町屋であった。北側町屋の東は牛込肴町宝泉ほうせん寺など、北は持組屋敷、西は武家屋敷、南側町屋の東は南蔵なんぞう院、南は武家屋敷、西は丹波園部藩小出氏中屋敷。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む