牛込払方町(読み)うしごめはらいかたまち

日本歴史地名大系 「牛込払方町」の解説

牛込払方町
うしごめはらいかたまち

[現在地名]新宿区払方町はらいかたまち

牛込御納戸うしごめおなんど町の南東にある拝領町屋北東は徒組組屋敷、東・南・西も武家屋敷に囲まれる。町起立の経緯は牛込御納戸町に同じで、元禄九年(一六九六)に町奉行支配となった。町名は拝領者が納戸組同心のうち払方の者であったことに由来。町屋は東西が南の方で六五間、北の方で七九間、南北は東の方で四四間、西の方で六〇間(御府内備考)。安永三年小間附町鑑によると小間数一七七間余(京間)で公役銀を上納していた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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