牛込末寺町
うしごめすえでらまち
[現在地名]新宿区神楽坂六丁目
牛込通寺町の西方、神楽坂の通り(牛込御門通)の南側に位置する拝領町屋で、片側町。東は牛込正蔵院門前、南は小姓組の屋敷、西は小普請組の屋敷、北は大番組与力衆の屋敷。古くは牛込村のうちであったが、その後町屋になる。ただし起立年代は不詳。町名は牛込通寺町の末(西はずれ)にあったことに由来する。町内間数は田舎間で、東西の表間口が二九間余、南北裏行は東の方で二一間余、西の方で一七間余、総坪数五三四坪余。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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