牛込長久寺門前(読み)うしごめちようきゆうじもんぜん

日本歴史地名大系 「牛込長久寺門前」の解説

牛込長久寺門前
うしごめちようきゆうじもんぜん

[現在地名]新宿区原町はらまち三丁目

牛込原町三丁目の北西方に位置する長久寺の境内西側に成立した門前町屋。西は通りを隔てて旗本屋敷、南は正光しようこう院、北は大龍だいりゆう寺。当地は古くは牛込村に属していたが、長久寺境内となってから(同寺の起立年代は不詳)徐々に町屋が立ち、延享二年(一七四五)町奉行支配地となった。ただし代官支配の年貢地でもあった。町内間数は田舎間で南北間口が一一間、東西裏行は三間

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android