牛頭天王社跡(読み)ごうずてんのうしやあと

日本歴史地名大系 「牛頭天王社跡」の解説

牛頭天王社跡
ごうずてんのうしやあと

[現在地名]吉野町大字吉野山

吉野水分よしのみくまり神社と金峯きんぶ神社の間にあった神社。寛文一一年(一六七一)刊の「吉野山独案内」に「子守の前より少し過ぎ城の橋あり、右のたかみ高算上人の御影堂あり云々。少し過ぎ牛頭天王のほこらあり、左に大塔宮のこもらせ給ひし城山あり」とあり、宝暦一二年(一七六二)の吉野山堂社仏閣間数(喜蔵院文書)に「牛頭宮、表行壱丈四尺内陳三尺八寸御拝四尺」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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