牛駆(読み)うしかけ

精選版 日本国語大辞典 「牛駆」の意味・読み・例文・類語

うし‐かけ【牛駆】

  1. 〘 名詞 〙 裸牛を駆けさせ、その遅速によってその年の稲作豊凶を占う民俗行事。大坂北野辺では、旧暦五月五日に野飼いの牛を川の堤に放して遊ばせた行事があり、牛の藪(やぶ)入りともいった。熊野地方では、田植え後の農閑期に、牛を一定区域に入れて駆けさせ勝負を争わせることをいい、また、牛の田掻きをいう。広島の三次(みよし)地方などでも行なわれた。牛の藪入り。〔随筆・浪華百事談(1892‐95)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 みよし 名詞

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む