物ならず(読み)モノナラズ

デジタル大辞泉 「物ならず」の意味・読み・例文・類語

ものならず

たいしたことではない。問題ではない。
「大の男も―」〈曽我・一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「物ならず」の意味・読み・例文・類語

もの【物】 ならず

  1. 問題ではない。たいしたことではない。たやすい。
    1. [初出の実例]「今は和泉国に来ぬれば、海賊ものならず」(出典:土左日記(935頃)承平五年一月三〇日)
    2. 「箱根の山は 天下の険 函谷関も物ならず」(出典:唱歌・箱根八里(1901)〈鳥居忱〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む