物の諭し(読み)モノノサトシ

デジタル大辞泉 「物の諭し」の意味・読み・例文・類語

もの‐の‐さとし【物の諭し】

神仏お告げ。また、前兆としての怪異天変地異
「おほやけに―しきりてもの騒がしきこと多かり」〈明石

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「物の諭し」の意味・読み・例文・類語

もの【物】 の 諭(さと)

神仏のお告げ。警告としてあらわれた前兆。
※宇津保(970‐999頃)国譲中「ひごろ侍る所にもののさとしなどせしかば、さいつころ二条院になんまかり渡りて侍るに」

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