物不知(読み)ものしらず

精選版 日本国語大辞典 「物不知」の意味・読み・例文・類語

もの‐しらず【物不知】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 物事を知らないこと。知識のないこと。無知なこと。また、その人。〔温故知新書(1484)〕
    1. [初出の実例]「用いぬ所ではものしらずになっていたぞ」(出典:玉塵抄(1563)一九)
  3. 物の道理をわきまえない人。無分別者。わからず屋。
    1. [初出の実例]「それよりのちはお礼にもまいらひで、さだめて物しらずじゃと思召さう」(出典:虎明本狂言・岩橋(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む