精選版 日本国語大辞典 「物好」の意味・読み・例文・類語 もの‐ごのみ【物好】 〘 名詞 〙 ( 形動 )① 特別な物事を好むこと。珍しい物事や風流、趣味などに心を用いること。また、そのさま。[初出の実例]「このものごのみするわかき人々、心みんとて」(出典:源氏物語(1001‐14頃)梅枝)② 物を選り好みすること。また、そのさま。[初出の実例]「男もつ共織人はいやといはれければ〈略〉それはいらざる物好(モノコノ)み」(出典:浮世草子・好色五人女(1686)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例