物好(読み)ものごのみ

精選版 日本国語大辞典 「物好」の意味・読み・例文・類語

もの‐ごのみ【物好】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. 特別な物事を好むこと。珍しい物事や風流、趣味などに心を用いること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「このものごのみするわかき人々、心みんとて」(出典:源氏物語(1001‐14頃)梅枝)
  3. 物を選り好みすること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「男もつ共織人はいやといはれければ〈略〉それはいらざる物好(モノコノ)み」(出典浮世草子好色五人女(1686)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本の年中行事。年末に天井や壁にたまった煤を取除き大掃除をすること。近年は正月休みに入る 12月 29日とか 30日が多いが,伝統的には 12月 13日に行なった。この日は正月を迎えるための準備を開始...

煤払いの用語解説を読む