物射沓(読み)モノイグツ

デジタル大辞泉 「物射沓」の意味・読み・例文・類語

ものい‐ぐつ【物射×沓】

騎射用のなめし革で作り、黒漆を塗り、つま先をしぼってひだを設ける。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「物射沓」の意味・読み・例文・類語

ものい‐ぐつ【物射沓】

〘名〙 騎射に用いる沓(くつ)。牛のなめし革で作り、黒塗りとして爪先ひだを一二とり、立挙(たてあげ)染革を用いるのを例とする。〔武器袖鏡(1843)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android