物心が付く(読み)モノゴコロガツク

デジタル大辞泉 「物心が付く」の意味・読み・例文・類語

物心ものごころ・く

幼児期を過ぎて、世の中のいろいろなことがなんとなくわかりはじめる。「―・くころからピアノを習っている」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「物心が付く」の意味・読み・例文・類語

ものごころ【物心】 が 付(つ)

  1. 世の中の物事がわかる年頃になる。幼年期を過ぎる。ものごころづく。
    1. [初出の実例]「私は物心が付まして母上様はお達者か、御無事でお出かと案じて計り居りました所」(出典:怪談牡丹燈籠(1884)〈三遊亭円朝〉二一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android