物怪重宝(読み)もっけちょうほう

精選版 日本国語大辞典 「物怪重宝」の意味・読み・例文・類語

もっけ‐ちょうほう【物怪重宝・勿怪重宝】

  1. 〘 名詞 〙 思いがけない幸い。もっけのさいわい。
    1. [初出の実例]「片眼(めっかい)的に物怪(モッケ)重宝」(出典:俳諧・水馴棹(1705)四)
    2. 「折も有らば親方殿へ隙の事を願はふと思ふて居たが、是がほんのもっけ重宝(テウホウ)」(出典:浄瑠璃新版歌祭文お染久松)(1780)野崎村)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む