物悲しさ(読み)ものがなしさ

精選版 日本国語大辞典 「物悲しさ」の意味・読み・例文・類語

ものがなし‐さ【物悲さ】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形容詞「ものがなしい」の語幹接尾語「さ」の付いたもの )
  2. 何となく悲しいこと。また、その度合
    1. [初出の実例]「若き人々はものがなしさもすこしまぎれてみいだし奉る」(出典:源氏物語(1001‐14頃)柏木)
  3. 何ともいえずせつなくいとしいこと。また、その度合。
    1. [初出の実例]「親子のなかのものがなしさを思ほし知らぬやうにあらばこそあらめ」(出典:栄花物語(1028‐92頃)鳥辺野)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

選挙公職を争うとき,政党や候補者が,当選後実現すべき政策について有権者に向けて表明する約束。当選者が選挙公約に拘束され,実現の努力を行うことは責任政治の重要な構成要素である。...

公約の用語解説を読む