物覚(読み)ものおぼえ

精選版 日本国語大辞典 「物覚」の意味・読み・例文・類語

もの‐おぼえ【物覚】

  1. 〘 名詞 〙 物事をおぼえること。記憶
    1. [初出の実例]「ものおぼえ、かたのことわり、〈略〉口にまかせたることどもに」(出典:紫式部日記(1010頃か)消息文)
    2. 「某は物覚がなひ物じゃほどに、かき付て下されひと申て」(出典:虎明本狂言・名取川(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む