物部古麿(読み)もののべの こまろ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「物部古麿」の解説

物部古麿 もののべの-こまろ

?-? 奈良時代防人(さきもり)。
遠江(とおとうみ)(静岡県)長下郡の人。天平勝宝(てんぴょうしょうほう)7年(755)防人として筑紫(つくし)に派遣された。「万葉集」巻20に妻をおもう短歌1首がある。
格言など】わが妻も絵に描きとらむ暇(いづま)もが旅行く吾(あれ)は見つつしのはむ(「万葉集」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android