特定一階段等防火対象物

共同通信ニュース用語解説 「特定一階段等防火対象物」の解説

特定一階段等防火対象物

3階以上か地下不特定多数が出入りする施設があり、階段が一つの建物。階段付近で火災が発生した場合、避難が困難となる恐れがあるため、火災感知器や避難器具の設置基準が厳しく設けられている。2001年に44人が犠牲になった東京・歌舞伎町ビル火災で建物に階段が一つしかなかったことなどから消防法施行規則改正で設けられた。総務省消防庁によると、大阪・北新地ビル放火殺人事件後の緊急検査で全国に3万1967棟あることが確認された。

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