特定心筋症(読み)トクテイシンキンショウ

デジタル大辞泉 「特定心筋症」の意味・読み・例文・類語

とくてい‐しんきんしょう〔‐シンキンシヤウ〕【特定心筋症】

心筋疾患のうち、原因や全身疾患との関連が明らかなもの。虚血性、弁膜症性、高血圧性、代謝性、過敏・中毒性、産褥さんじょく性のほか筋ジストロフィー、神経・筋疾患、全身疾患(自己免疫疾患サルコイドーシス等)に伴うものなど、さまざまなものがある。特定心筋疾患続発性心筋症。二次性心筋症
[補説]原因が特定されていない心筋疾患特発性心筋症)は心筋症と呼ばれ、特定心筋症とは区別される。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android