犀鉾(読み)さいのほこ

精選版 日本国語大辞典 「犀鉾」の意味・読み・例文・類語

さい‐の‐ほこ【犀鉾】

  1. 犀の鉾〈伴大納言絵詞〉
    犀の鉾〈伴大納言絵詞〉
  2. 〘 名詞 〙 検非違使庁放免(=刑を免ぜられて検非違使でつかわれた者)が持つ自然木の柄をつけた鉾。捩木(ねじき)の鉾。
    1. [初出の実例]「さいのほこもちのことやうのすがた、放免の下人の袖たもとにつけたるまりつくし」(出典:四季物語(14C中頃か)四月)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む