犀鉾(読み)さいのほこ

精選版 日本国語大辞典 「犀鉾」の意味・読み・例文・類語

さい‐の‐ほこ【犀鉾】

  1. 犀の鉾〈伴大納言絵詞〉
    犀の鉾〈伴大納言絵詞〉
  2. 〘 名詞 〙 検非違使庁放免(=刑を免ぜられて検非違使でつかわれた者)が持つ自然木の柄をつけた鉾。捩木(ねじき)の鉾。
    1. [初出の実例]「さいのほこもちのことやうのすがた、放免の下人の袖たもとにつけたるまりつくし」(出典:四季物語(14C中頃か)四月)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む