犬も歩けば棒にあたる(読み)いぬもあるけばぼうにあたる

精選版 日本国語大辞典 「犬も歩けば棒にあたる」の意味・読み・例文・類語

いぬ【犬】 も 歩(ある)けば棒(ぼう)にあたる

  1. 物事をしようとする者は、それだけに災難にあうことも多いものだの意にいう。
    1. [初出の実例]「犬様の、イヤ犬房様のと、犬も歩けば棒にあふ」(出典:浄瑠璃・蛭小島武勇問答(1758)三)
  2. なにかやっているうちには、思いがけない幸運にあうこともあるものだ、また、才能のない者でも、数やるうちにはうまいことに行きあたることがあるの意にいう。
    1. [初出の実例]「犬もあるけば防風の刺身のけんによもない仕合せ」(出典:浄瑠璃・賀古教信七墓廻(1714頃)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む