犬吠村(読み)いぬぼえむら

日本歴史地名大系 「犬吠村」の解説

犬吠村
いぬぼえむら

[現在地名]美津島町犬吠

大船越おおふなこし村の北、東浅茅ひがしあそう(三浦湾)北西にある。「津島紀略」では伊奴暮恵と訓じる。「郡方毎日記」寛永一五年(一六三八)条に「いぬほえ」とみえる。寛文二年(一六六二)検地帳では与良よら郡犬吠村として高七石余。元禄一六年(一七〇三)の対州郷村帳では与良郷内として田畠木庭物成一二石余、家数七・社一・寺一、人数二六・公役人四・肝入一、牛二、船二で、寺は禅宗西来さいらい院。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android