恵比須(読み)エビス

デジタル大辞泉 「恵比須」の意味・読み・例文・類語

えびす【恵比須/夷/戎/恵比寿/蛭子】

《「えびす」と同語源》古くは豊漁の神。のち七福神一人として、生業を守り、福をもたらす神。狩衣かりぎぬ指貫さしぬき風折烏帽子かざおりえぼしをつけ、右手に釣りざおを持ち、左わきにたいをかかえている。
[補説]歴史的仮名遣いは「えびす」で、「恵(ゑ)」の字は仮名遣いを無視した当て字

えべす【恵比須】

えびす」の音変化。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「恵比須」の解説

恵比須 えびす

七福神の一神。
商売繁盛(はんじょう)や豊漁・豊作をもたらす福徳の神。烏帽子(えぼし)をかぶり,釣り竿をもち,鯛をかかえた姿であらわされる。兵庫県西宮神社では,蛭児(ひるこ)または事代主命(ことしろぬしのみこと)と習合して信仰される。恵比寿,夷,戎,蛭子ともかく。

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「恵比須」の解説

えびす【恵比須】

宮崎芋焼酎。販売元創業以来の銘柄製造は「寿海酒造」が行う。原料はさつま芋、米麹。アルコール度数20%、25%、35%。販売元の「近藤醸造」は明治24年(1891)創業。所在地は日南市大堂津。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

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