犬塚小十郎(読み)いぬづか こじゅうろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「犬塚小十郎」の解説

犬塚小十郎 いぬづか-こじゅうろう

?-? 江戸時代後期の役人
対馬(つしま)(長崎県)府中藩の陶器山支配。藩の磁器改良のため,文政10年(1827)長崎三川内(みかわち)焼の陶工をまねき統率。三川内の業者とくみ,三川内焼を対馬産有田焼といつわり朝鮮への輸出をはかるが,対馬府中藩の釜山詰役人に見破られて失敗した。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android