狂女色無扇(読み)きょうじょいろなしおうぎ

精選版 日本国語大辞典 「狂女色無扇」の意味・読み・例文・類語

きょうじょ‐いろなしおうぎキャウヂョいろなしあふぎ【狂女色無扇】

  1. 〘 名詞 〙 能楽小道具の一つ。老人狂女主人公のときに用いる特殊な扇。黒骨の中啓(ちゅうけい)であるが、表には松川菱、鉄仙花、柳、鷺(さぎ)などを、裏には枯木に烏、雪などをかく。地紙は赤色のない無地を用いる。「卒都婆小町(そとばこまち)」などで使用。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む