狐淵村(読み)きねふちむら

日本歴史地名大系 「狐淵村」の解説

狐淵村
きねふちむら

[現在地名]田舎館村田舎館

西は田舎館村、北東垂柳たれやなぎ村に接する。

天保郷帳に「古狐鼻村」と注され、正保二年(一六四五)の津軽知行高之帳の田舎郡の新田に狐鼻村として三五・三四石とある。天和四年(一六八四)の書上帳に、田舎館村支村としてき禰ふちきねふち村がある。貞享四年(一六八七)検地帳では独立村として、村高八四・九三四石、うち田方七町二畝一四歩、八〇・五六二石、畑方七反一二歩、四・三七二石とある。元禄三年(一六九〇)には田舎館組に属し、村位は上(平山日記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android