狐舞(読み)きつねまい

精選版 日本国語大辞典 「狐舞」の意味・読み・例文・類語

きつね‐まい‥まひ【狐舞】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代乞食一種大晦日節分の夜、また、正月に、狐の面をかぶり、幣をもち、太鼓をたたき「御祈祷、御祈祷」と呼びながら舞い歩いて銭を乞うたもの。多く、遊里に出入りした。きつね。祈祷狐(きとうきつね)。〔洒落本・百安楚飛(1779)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android