…裘のなかでもっとも貴重でえがたい物は狐白裘(こはくきゆう)であった。一般の狐裘は黄色であるが,これは狐のわきの下の白毛をたくさん集めて成り,軽くて暖かかった。昔,孟嘗君(もうしようくん)所有の狐白裘は値千金といわれ,鶏鳴狗盗(けいめいくとう)の故事で名高い(《史記》巻七十五孟嘗君伝)。…
※「狐裘」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...