狩子(読み)カリコ

デジタル大辞泉 「狩子」の意味・読み・例文・類語

かり‐こ【狩(り)子】

狩猟のとき、鳥獣を狩り出す役の者。勢子せこ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「狩子」の意味・読み・例文・類語

かり‐こ【狩子】

  1. 〘 名詞 〙 狩猟の時、鳥獣を駆り出す人夫。せこ。
    1. [初出の実例]「凡狩子五十人。冠并衣袴布端三丈之中。紺布一端一丈五尺」(出典延喜式(927)四六)
    2. 「なさけなきかりこの耳にさほ鹿のこよひの声をいかできかせん〈崇徳院〉」(出典:久安百首(1153)秋)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android