独尊(読み)ドクソン

デジタル大辞泉 「独尊」の意味・読み・例文・類語

どく‐そん【独尊】

《「天上天下唯我独尊」の略》自分ひとりが他のだれよりもすぐれて尊いとすること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「独尊」の意味・読み・例文・類語

どく‐そん【独尊】

〘名〙 (「天上天下唯我独尊」を略したもの) 仏語。釈迦誕生のとき、一切衆生を救済することを示したといわれることば。自分ひとりが他の一切のものよりすぐれて尊いとすること。また、その人。→天上天下唯我独尊
※貞享版沙石集(1283)三「釈尊三界の独尊たる、すでに其跡を示す」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android