独演会(読み)ドクエンカイ

デジタル大辞泉 「独演会」の意味・読み・例文・類語

どくえん‐かい〔‐クワイ〕【独演会】

共演者をもたずに、一人だけで演じる会。
他の人に話す機会を与えずにひとりでしゃべること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「独演会」の意味・読み・例文・類語

どくえん‐かい‥クヮイ【独演会】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 他の人をまじえないで、ひとりの芸人だけが芸を演ずる催し物。
    1. [初出の実例]「そのあとでまた扇朝のためにとくに独演会をやってくれた」(出典:末枯(1917)〈久保田万太郎〉)
  3. ( 比喩的に ) 他人に口をはさむ隙を与えないで話などをすること。
    1. [初出の実例]「万太郎も、堀も、ひどく興味を持って、〈略〉近亀の、いささか独演会めいた長講一席をきいていた」(出典:巷談本牧亭(1964)〈安藤鶴夫〉三越名人会)

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