独禁法の課徴金制度

共同通信ニュース用語解説 「独禁法の課徴金制度」の解説

独禁法の課徴金制度

企業間の公正で自由な競争を促す独禁法は、入札談合カルテルといった不当な取引制限や、私的独占などを禁じている。違反した事業者には、公正取引委員会が課徴金納付を命じる。金額は事業者が違反行為を通じて得た売上額をベースに、企業規模や業種ごとに定めた算定率を掛けて計算され、大手製造業の場合は10%。違反を自主申告すれば額を減免される一方、違反を繰り返したり主導的な役割を果たしたりした場合は5割増しとなる規定もある。

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