独立単成火山群(読み)ドクリツタンセイカザングン

デジタル大辞泉 「独立単成火山群」の意味・読み・例文・類語

どくりつたんせい‐かざんぐん〔‐クワザングン〕【独立単成火山群】

複成火山活動とは無関係に生じた数十から数百単成火山が一地域に集中して群をなしたもの。日本では、伊豆東部火山群阿武火山群山口県)・福江火山群(長崎県五島列島)が知られる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の独立単成火山群の言及

【火山】より

…(2)の例は男鹿半島の一ノ目潟,二ノ目潟などの目潟群(マール群),伊豆半島東部やフランスのオーベルニュにあるスコリア丘,溶岩円頂丘,マールなどの火山群など,大陸地域や島弧の内側に多い。このようなものを独立単成火山群と呼ぶ。独立単成火山群は全体としてみれば休止期をおいて何回も噴火するという意味で複成火山の一種とみなされる。…

※「独立単成火山群」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android