阿武火山群(読み)アブカザングン

最新 地学事典 「阿武火山群」の解説

あぶかざんぐん
阿武火山群

Abu volcanoes

山口県北西部の萩市,阿武町,山口市のおよそ400km2にまたがる約50あまりの小規模な単成火山の集まり。約200万~150万年前の前期活動と,約80万年前から始まる後期活動に区分される。前期活動はアルカリ玄武岩の溶岩台地を形成した。後期活動はアルカリ玄武岩から開始し,カルクアルカリ安山岩デイサイトへと移行している。玄武岩からなる火山体は一枚もしくは数枚の溶岩流のみか,溶岩流とスコリア丘との組合せで構成される。スコリア丘は笠山・伏馬山・権現山などに15個ほど存在する。約40万年前からはじまったカルクアルカリ安山岩~デイサイトの活動は溶岩台地(溶岩平頂丘)を形成している。笠山では,下部の溶岩台地から11.4±1.3ka,上部のスコリア丘から3.37±0.40kaの石英のTL年代が報告される。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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