普及版 字通 「猗」の読み・字形・画数・意味
猗
11画
[字訓] ああ・うつくしい
[説文解字]

[字形] 形声
声符は奇(き)。奇に倚・椅(い)の声がある。〔説文〕十上に「





[訓義]
1. ああ。
2. 猗儺のように、うつくしい、しなやかの意に用いる。
3. 依・倚と通用し、よる、かたよる。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕猗 ヨシ・アヤシ・ウルハシ・サカン・アヤシ・ナガシ・ヨリカカル・カタマカル/猗々 ―トウルハシ・―トテレリ/猗歟 ア
[声系]





[語系]
猗那は阿那・猗儺、猗靡は倚靡ともしるし、みな双声・畳韻の形況の語である。
[熟語]
猗猗▶・猗移▶・猗偉▶・猗萎▶・猗

[下接語]
愛猗・鬱猗・陶猗・

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報