猪子鉄山跡(読み)ししこてつざんあと

日本歴史地名大系 「猪子鉄山跡」の解説

猪子鉄山跡
ししこてつざんあと

猪子山は長内(おさない)川上流にあり、江戸時代末前(すえまえ)村・接待(せつたい)村、有芸(うげい)村(現岩泉町)の三ヵ村境で、笹平(ささだいら)鉄山の替山として天保一四年(一八四三)開発された。「雑書」同年五月一九日条に「宮古町徳兵衛、宮古通田老村猪子山、奥御手行御名儀を以鉄山ニ取立候ニ付、支配人申付之」とある。弘化元年(一八四四)には出鉄支払の約定で宮古町商人小笠原助右衛門の資金援助を受けており、その支払書に「四月分、四拾駄、此目千四拾貫目、代六十一両弐朱」「五月分、七拾五駄、此目千九百五拾貫目、代百弐拾壱両三歩弐朱」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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