猪牙掛(読み)ちょきがかり

精選版 日本国語大辞典の解説

ちょき‐がかり【猪牙掛】

〘名〙 (形動) 猪牙船のように威勢のよいこと。勢いにまかせてつっかかること。また、そのさま。
※歌舞伎・処女評判善悪鏡(白浪五人女)(1865)五幕「念を入れて聞いて置きました、そこは生業(しゃうばい)でござりますもの、猪牙掛(チョキガカ)りな事は申しませぬ」

ちょき‐がか・る【猪牙掛】

〘自ラ四〙 威勢が加わる。勢いづく。
たけくらべ(1895‐96)〈樋口一葉〉一四「さっさ押せ押せと猪牙(チョキ)がかった言葉に人波を分くる群もあり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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