猪飛び(読み)ししとび

精選版 日本国語大辞典 「猪飛び」の意味・読み・例文・類語

しし‐とび【猪飛・鹿飛】

  1. 〘 名詞 〙 山川渓流で岩と岩との間がせまくなっているところ。
    1. [初出の実例]「彼やからの人々、後なきを不孝とし、鼠の子を産捨侍らば、程なく富士山もこぼち入られ、湖も彌(いよいよ)鹿飛(シシトビ)を切ぬく沙汰に及ばむ」(出典:俳諧・本朝文選(1706)六・箴類・飲食色欲箴〈許六〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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