猪飼野村(読み)いかいのむら

日本歴史地名大系 「猪飼野村」の解説

猪飼野村
いかいのむら

[現在地名]生野区桃谷ももだに三―五丁目・鶴橋つるはし三―五丁目・勝山北かつやまきた五丁目・勝山南かつやまみなみ四丁目・中川なかがわ一―二丁目・同四―六丁目・中川西なかがわにし一―三丁目・田島たしま一―二丁目、東成ひがしなり玉津たまつ三丁目・大今里おおいまざと三丁目など

東成郡に属し、北流する平野川を挟んで木野この村の東にある。中心集落にはきたちようみなみちようなどの字名が残り、新田開発のあとを示すとみられる辰新田たつみしんでん戌新田いぬしんでん亥新田いしんでん卯新田うしんでん十二石新田じゆうにこくしんでんなどの字名もある。「摂津志」に「属邑一」とあり、「摂陽群談」に「郷中に小路村あり」と記すので、字小路しようじの小集落をさすと思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む