デジタル大辞泉 「猪鹿蝶」の意味・読み・例文・類語 いの‐しか‐ちょう〔ゐの‐テフ〕【×猪鹿×蝶】 花札で、萩はぎの10点(猪いのしし)、紅葉もみじの10点(鹿)、牡丹ぼたんの10点(蝶)の3枚。また、それをそろえた役。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「猪鹿蝶」の意味・読み・例文・類語 いの‐しか‐ちょうゐの‥テフ【猪鹿蝶】 〘 名詞 〙① 花合わせ②の出来役の一つ。萩の一〇点札(猪)、紅葉の一〇点札(鹿)、牡丹の一〇点札(蝶)の三枚。また、それを揃えた出来役。② 花札賭博の一種。親が花札全部を四つに分けて場に伏せて相手に賭けさせ、一番下の札の種類によって勝負を決めるもの。素物(一点札)または、萩の猪、紅葉の鹿、牡丹の蝶の時には、親が全部の賭金を没収するところからいう。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例