最新 地学事典 「猫魔火山」の解説
ねこまかざん
猫魔火山
Nekoma volcano
福島県北部の猪苗代湖北西に分布し,磐梯火山の西に隣接する第四紀の成層火山。基盤は新第三紀堆積岩類・更新世酸性火砕岩類。山頂部は雄国沼カルデラを囲む猫魔ヶ岳(1,404m)・厩岳山・古城ヶ峰・二子山・雄国山などからなる。前期活動では溶岩流と火砕流の噴出で山体を形成,山頂にカルデラの形成後,後期では複数の溶岩円頂丘をカルデラ壁などに形成した。岩質は複輝石安山岩で,前期がソレアイト質で,後期がカルクアルカリ質である。
執筆者:岩永 将暉・中村 洋一
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

