猿に烏帽子(読み)サルニエボシ

精選版 日本国語大辞典 「猿に烏帽子」の意味・読み・例文・類語

さる【猿】 に 烏帽子(えぼし・よぼし)

  1. ( 猿に烏帽子をかぶせるの意から ) 人柄にふさわしくないことのたとえ。内容外観とが一致していないこと。沐猴(もっこう)にして冠(かん)す。猿の烏帽子。
    1. [初出の実例]「今も人の短気で、ものにこらへぬをば、猿によぼしをきせたやうなと云ほどに」(出典:漢書列伝景徐抄(1477‐1515))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「猿に烏帽子」の解説

猿に烏帽子

猿に烏帽子をかぶせる。人柄にふさわしくないことのたとえ。外観だけよそおって、内面がそれに伴わないことのたとえ。

[類句] もっこうにしてかん

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

パソコンやサーバーに侵入して機密文書や顧客情報のデータを暗号化して使えない状態にし、復元と引き換えに金銭を要求するコンピューターウイルス。英語で身代金を意味する「ランサム」と「ソフトウエア」から名付...

ランサムウエアの用語解説を読む