猿口村(読み)さるくちむら

日本歴史地名大系 「猿口村」の解説

猿口村
さるくちむら

[現在地名]竹田市吉田よしだ

おか城下から玉来たまらい村・篠田しのだ村を経て山崎やまざき(大野川上流)に沿って柏原かしわばる(現荻町)を通って肥後に通ずる道があり、東は八世はせ村。正保郷帳では矢倉やぐら郷に属し、田方五七石余・畑方一三石余。弘化物成帳では玉来組のうち、村位は下、免九ツ、田七七石余(八町三反余)・畑二三石余(五町三反余)・屋敷三石余(三反余)で、開田二斗余(一反余)・開畑二石余(四町一反余)がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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