猿女の君(読み)さるめのきみ

精選版 日本国語大辞典 「猿女の君」の意味・読み・例文・類語

さるめ【猿女】 の 君(きみ)

  1. 猿女一族の族名。天孫降臨の際に、猿田彦(さるだひこ)を顕わしたという天鈿女命(あめのうずめのみこと)子孫。また、その首長をいう。
    1. [初出の実例]「是を以ちて猨女君(さるめのきみ)等、其の猨田毘古の男神の名を負ひて、女を猨女君と呼ぶ事是れなり」(出典古事記(712)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android