猿女の君(読み)さるめのきみ

精選版 日本国語大辞典 「猿女の君」の意味・読み・例文・類語

さるめ【猿女】 の 君(きみ)

  1. 猿女一族の族名。天孫降臨の際に、猿田彦(さるだひこ)を顕わしたという天鈿女命(あめのうずめのみこと)子孫。また、その首長をいう。
    1. [初出の実例]「是を以ちて猨女君(さるめのきみ)等、其の猨田毘古の男神の名を負ひて、女を猨女君と呼ぶ事是れなり」(出典古事記(712)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む