猿尻(読み)さるしり

精選版 日本国語大辞典 「猿尻」の意味・読み・例文・類語

さる‐しり【猿尻】

  1. 〘 名詞 〙(あぶみ)部分の名。鉸具(かこ)鳩胸のあいだの部分。猿尾(さるお)
    1. [初出の実例]「随兵のとき、あぶみのやないばを惣別かたより、かこくび、たかがしら、さるしり、鳩むねまで、白も金にも覆輪をかけ候て持いく事也」(出典:小笠原入道宗賢記(1609頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android