日本歴史地名大系 「猿川古窯跡」の解説 猿川古窯跡さるかわこようあと 佐賀県:西松浦郡有田町有田皿山猿川古窯跡[現在地名]有田町字岩谷川内金山(きんざん)岳(三五二メートル)西北方の山麓(岩中(いわなか))にあり、大谷(おおたに)溜池から流下する猿川が、この窯跡の西側近くを北流し、有田ダムから流下する白(しら)川と合流する。窯は標高八〇―八七メートルの間に築かれているが、別窯の温座や別窯跡の一部が発見されており、数基の窯跡が存在していることが考えられる。昭和四四年(一九六九)、佐賀県教育委員会の調査概報がある。この窯跡は上下に接続する二窯からなっているので、上方をA窯、下方をB窯とした。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by