猿川古窯跡(読み)さるかわこようあと

日本歴史地名大系 「猿川古窯跡」の解説

猿川古窯跡
さるかわこようあと

[現在地名]有田町字岩谷川内

金山きんざん(三五二メートル)西北方の山麓岩中いわなか)にあり、大谷おおたに溜池から流下する猿川が、この窯跡の西側近くを北流し、有田ダムから流下するしら川と合流する。窯は標高八〇―八七メートルの間に築かれているが、別窯の温座や別窯跡の一部が発見されており、数基の窯跡が存在していることが考えられる。昭和四四年(一九六九)、佐賀県教育委員会の調査概報がある。

この窯跡は上下に接続する二窯からなっているので、上方をA窯、下方をB窯とした。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

日本の年中行事。年末に天井や壁にたまった煤を取除き大掃除をすること。近年は正月休みに入る 12月 29日とか 30日が多いが,伝統的には 12月 13日に行なった。この日は正月を迎えるための準備を開始...

煤払いの用語解説を読む