猿田新村(読み)さるだしんむら

日本歴史地名大系 「猿田新村」の解説

猿田新村
さるだしんむら

[現在地名]中条町八田はつた

北は八田新はつたしん村、南は寅田新とらたしん村、東は中条町、西は柴橋しばはし村に接する。元禄郷帳に中条町枝郷として猿田村とみえる。村上藩領に属し、宝永六年(一七〇九)以降幕府領。万治二年(一六五九)の検地高一五石三斗(「検地帳合計写書上」大沼安在氏蔵)。正徳三年(一七一三)の中条組二十一ケ村明細帳(新潟大学蔵)によれば田一町六畝余、家数四(うち本百姓二)・人数一七で、荏大豆上納・小物成は免除されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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